得意科目をつくると、合格しやすくなります
FP試験は、60%以上正解率で合格できます。
筆記試験にしぼってお話しするなら、問題は6分野の科目からそれぞれ10問ずつ出題されて、合計で60問あります。
60問×0.6(%)=36問 正解できれば合格できるのです。
ここで合格点を確実に取れるための勉強法の話をしたいと思います。
アドバイザーによっては、「全科目まんべんなく70~80%を得点する力をつけるのがセオリー」と提案している方もいますが、私の考え方はちがいます。
私がお薦めする合格勉強法は「得意科目をつくる」です。
そうお話しする理由は、FP試験は試験範囲はたしかに広範に渡りますが、科目数だけで見ると全6科目であり、他の国家試験と比べてみても、決して科目数が多くはないからです。
FP試験は、たとえば2つくらいの科目を得意科目にすることができると、ほかの科目がボーダーラインぎりぎりであっても十分に合格が可能なのです。
このことについて、合格ラインのシミュレーションをしてみましょう。
たとえば、2つの科目を得意科目にして、1科目9点正解することをノルマにしたとします。
そうすると 36点(合格点)-18点(9×2)=18点
となり、合格ラインまであと18点です。
残りの4科目が仮に50%の正解率であったとしても合格点に到達できる計算になります。
得意科目が3つになれば、ますますラクに合格基準をクリアできます。
「得意科目をつくる」ことをお薦めする理由はもう一つあります。
それは、FP試験は、得意科目をつくりやすい試験だからです。
FP試験の出題分野は下記の6つです。
- 「リスクと保険」
- 「タックスプランニング」
- 「金融資産運用設計」
- 「不動産運用設計」
- 「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」
- 「相続・事業承継設計」
ファイナンシャル・プランナーの仕事のことは何もしらないという方でも、なんとなくイメージが浮かんでくる科目が多くありませんか?
FP試験の6科目はどれも、私たちの生活周りにある身近なことがらばかりなのです。
みなさんの多くが生命保険に加入しているでしょう。
また、マイカーをお持ちの方なら損害保険にも入っているはずです(リスクと保険)。
お勤めをしてお給料をもらっている人はみなさん所得税を天引きされていますし、私たちはコンビニなどで買い物をする時だって消費税を払っています(タックスプランニング)。
そして不動産営業の仕事をされている方なら、「不動産運用設計」で学ぶ内容は、すでに多くのことを一度は聞いたことがあるはずです。
このように、私たちの誰にとっても身近なお金の問題を扱っているのがFP試験です。
ですから誰でも、興味・関心を持って勉強進められる分野がかならず見つかるはずです。
それらの科目を得意科目にしてしまうことです。