実技試験対策はライフプランニングの基礎を固めるのがポイント
FP技能士2級検定には「学科試験」と「実技試験」の2つがあります。
このページでは「実技試験」の内容と対策についてお話ししていきたいと思います。
以下は試験科目とその内容になります。
- 「関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング」
ファイナンシャル・プランナーと関連業法との関係や、ファイナンシャル・プランナーに求められる職業上の倫理を正しく理解したうえで、適切なプランニングが行えること。ファイナンシャル・プランニングの現状を正しく理解したうえで、顧客に説明できること。 - 「ファイナンシャル・プランニングのプロセス」
顧客に適切な方法でファイナンシャル・プランニングのプロセス全体にかかわるポイントや概念を説明できること。 - 「顧客のファイナンス状況の分析と評価」
顧客のデータを把握するとともに、顧客の生活設計上の希望や目標を適切に整理できること。 - 「プランの検討・作成と提示」
キャッシュフロー分析・個人バランスシートの分析・保障分析・税金分析などにより、顧客の全体像を分析し、課題を説明できること。顧客の立場に立った提案ができること。
上記の試験範囲について、
- 各科目における図表等の読み取り、諸計算等
- ファイナンシャル・プランニングの基礎や提案書作成技術、係数表の利用等
- 事例に沿った分析・提案等
などの技能を記述式のペーパーテストで計ります。
実技試験は、出題の約半分が「ライフプランニングと資金計画」に則した問題で構成されているのが特長です。この中にタックスや相続、リスク管理などの問題が組み込まれて問題がつくられています。
ここでいくつか実技試験の傾向の補足をしておきましょう。
「ライフプランニング」科目の観点から見ますと、可処分所得の計算やキャッシュフロー表からの読み取り問題、また個人バランスシートの見方などが多く出題される傾向にあります。
「金融資産運用設計」科目の観点ですと、勉強した知識を実際に使えるかどうかを試されます。たとえば、「会社四季報」や「日本経済新聞」の記事から株式投資に必要な指標を読み取らせる問題など、より実務的な問題が出題されます。
また「不動産運用設計」科目の観点では、図版などから、内容を読み取らせる問題や、基本的な計算をさせる問題が出題だれています。
たとえば図版からの読み取りとしては、登記簿謄本や土地の評価をみる路線価図などがその一例です。
実技試験の対策も、学科試験対策と同様に、基本的は過去問を解くことを中心にするべきでしょう。
過去3年分は必ず押さえておきたいところです。
実技試験で特に気をつける点としては、本試験では、学科以上に試験時間のペース配分に気を配る必要があることです。
過去問を解くときには、少なくとも制限時間に10程度の余裕を持って問題を仕上げるようにしてください。
また問題が指定している、数値の単位に対して、正確に記入する習慣を身につけることもケアレスミスを防ぐ対策になりますので、十分心がけるようにしてください。