過去問で試験の傾向を押さえましょう!

これはどんな国家資格を目指して勉強をするときにも共通していえることですが、FP試験の場合も合格への近道は過去問を攻略することにあります。 過去問を教材の中心にするようお薦めする理由は、例年のFP試験の出題の傾向を早く掴むことにあります。

試験内容は毎年のように変わっているといっても、そこにはやはり傾向があります。 毎回必ず出題される分野はどこか? 基本テキストにも出てこない問題はどのよう対策するか? 過去問を繰り返し読んでいると、毎回の試験の傾向が少しずつ頭のなかに入ってきます。 話によれば、過去問をアレンジして、過去問に近い内容で出題される問題が6割以上を占めているのがFP試験だそうです。 過去問で試験のトレンドつかむことほど、効率的な勉強方法はないのです。

まず準備として、日本FP協会のホームページ から、直近3回分の学科試験の問題をダウンロードして印刷してください。 60問×3年=180問。 コピー用紙も100枚数近くになってしまいますがご容赦を! この印刷問題集が、これからの試験勉強で常に中心的な役割を占めることになります。

さて、いきなり過去問から勉強を始めるわけですが、問題は解けるでしょうか? 解けません。解けるはずなどないのです。 テキストを中心に勉強進めるタイプの人でも、最初は過去問をやってみるとほとんど解けないのですから、これから勉強を始めるみなさんが、いきなり問題を解けるはずなんかありません。
ですから1問も解けなくても心配しないことです。 いえ、解かなくていいのです。過去問を「読んで」ください。 問題を精読する必要もありません。 先にもお話しした通り、過去問から勉強を始める理由は試験の傾向をつかむことにあるのです。

1問も解ける必要はありませんが、どんな問題が出題されているかについては、きちんと把握しておきましょう。 できれば180問、それらがどんな分野からの出題かを整理すると、後の勉強が一層進めやすくなります。
整理のポイントは、「社会保険」、「公的年金」、「保険商品」、「賞与と法律」などなど、出題6分野の詳細項目に沿って分類してみることです。 マーカーで色分けなどするだけでも構いませんが、できることなら印刷した問題を一つひとつ切り離してファイルに整理すると、出題傾向の棲み分けはもうバッチリ明確になってきます。 勉強を始める前に手作業が多くなってしまいますが、戦闘体制を整える準備は入念に行ってほしと思います。

ここまでお読みいただいて、お気づきいただけたことはないでしょうか? そうです。集中的に勉強する個所を浮き彫りにすることが過去問整理のポイントなのです。 通学や通信教育の教材には、この重要個所に的を絞って編集されているテキストが多いです。 みなさんお手製の過去問ファイルと使用テキストの重点項目が一致したら、合格に必要な教材が揃ったという確信はゆるがないのです。

効率的に勉強をする材料はこれで揃ったわけですから、あとは時間のロスなく暗記と理解に取り組むことです。